既婚者であることを理解している状況である前提で話します

配偶者の不倫が発覚、そして、相手も既婚者であったという場合。
「ダブル不倫」と呼ばれ、区別されます。
この場合は、非常にややこしい状況に陥ります。
こちらも請求し、相手からも請求されるような状況になります。
但し、お互いの状況によっては、必ずしも等額にならないので、注意しておきたいところです。
浮気の慰謝料を払うのは、浮気した当人ですが、離婚などをしない場合は、共有財産からの支払いになり懐が痛みます。
よく、注意して請求することにしましょう。
場合によっては、こちらばかりが払うことになりかねません。
さて、何が面倒なのかと言われると、お互いの男女関係の状況なのです。
両方の夫婦の状況如何、故意・過失の如何で、非常に請求額の幅が変わってくるので、注意しておきたいところ。
解りやすいように、AとBの夫婦、CとDの夫婦、そして、不倫関係がBとCいうことで解説していきましょう。
BがCが既婚者であることを知らなかった場合。
この場合は、BはAからだけ請求を受けることになります。
BがCが既婚者であることを知っていた場合は、BはAとDからの請求を受けることになります。
まず、これを理解しておいてください。
では、次に両夫婦の状況。
お互いに、既婚者であることを理解している状況である前提で話します。
既にAとBの夫婦関係が破綻している場合は、BはDからのみの請求となります。
但し、CとDも破綻していないことが前提です。
AとBが事実婚の状態であり、CとDも事実婚ならば、それが証明できるような状況であるならば、BはAとDから請求されます。
但し、事実婚となると、どうしても法的な保護が弱くなってしまいます。
CとDが通常の婚姻ならば、Dからの請求額の方が多くなります。
AとB、CとDも通常の婚姻関係を結んでいるような状況ならば、お互いに同額となる可能性が高まります。
このように、ダブルで不倫しているといっても、状況次第で幾らでも変化するので注意が必要です。

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