どういう状況なのか

ダブル不倫という言葉を知っているでしょうか。
これは、既婚者同士が浮気をしていた場合です。
法律用語などでは、重複不貞行為などと書かれたりもしますが、分かり難いので、ダブル不倫ということで解説しましょう。
似たような言葉として、双方の不倫ということが上げられますが、これはまた別の問題であることを理解しましょう。
具体例を用いて説明しますので、誤用したり、誤解したりしないようにしてください。
双方の不倫というのは、夫婦関係であるAとBがいて、AはCと、BはDと不倫をしていたというような場合です。
この場合は、精神的被害者は、夫婦であったAとB、両方になります。
お互いに相手に慰謝料を請求することが出来ます。
請求先は、AはBとD、BはAとCに、それぞれ請求することが、法律的には可能になっています。
但し、夫婦双方が責任があるので、慰謝料請求は、よほど相手の状況が悪くない限りは、難しいと考えましょう。
では、ダブル不倫というのは、どういう状況なのか。
これは二組の夫婦、ABとCDがいて、この中で、BとCが不倫をしていたという場合のことを指します。
この場合の被害者は、両組の配偶者であるAとDの2人になります。
そして、慰謝料の請求先は、BとCになります。
つまり、被害者二人の請求先が、供に同じであるという、非常に厄介な状況になってしまうのです。
加えて、AとB、CとDは夫婦関係ですから、言ってしまえば、AはCDの夫婦へと請求しているのに、DはABの夫婦へと請求する、
そういう状況が、この場合、発生してしまうのです。
そうなると、請求額次第では、一方的にAばかり、もしくはDばかりが損をする、
そんな可能性も、十分にありえるので注意しておきましょう。
ここで、重要なのは、被害者同士がちゃんと結託し、
BとCには、夫婦共有の財産を使わせないようにすることが重要です。
下手をすれば、自分の財産が目減りします。
許せない気持ちで先走ると、失敗するので注意しておきましょう。

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